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特集

エリア特集2014-10-30

Salone in Roppongiフィーチャリング・アーティスト吉岡徳仁さんに聞く「未来をつくるために必要なこと」(後編)

第二回目を迎える「Salone in Roppongi」。フューチャリング・アーティストは世界的に注目を集めるデザイナー吉岡徳仁氏。2002年の初出展以来、まさにミラノサローネから世界へ飛び出した、日本が誇るデザイナーである。

前編に続いて、今回のSalone in Roppongiの展示について、そして未来のデザイナーたちについて聞いた。

- 今回「SPARKLE LOUNGE」で使用するKartellとの関係はどのようなものなのでしょう。 私は、光を表現する透明な素材に強く惹かれます。一見その存在すら見えない透明なものでも、輝きそのものが、形として生み出される。世界的にも優れた技術力をもつプラスチック家具ブランドのKartellと一緒に何か新しいものを生み出すことができるのではないかと考えていました。私は長年に渡り、透明性を重視したデザインをてがけてきました。その手法と、プラスチックの技術によって、今までにない新しいプロダクトを生み出すことができるのではないかと思っています。ブランドやメーカーのプロダクトとのコラボレーションでは、ブランドそのものアイデンティティを、自分のデザインの手法を使って表現しなくてはいけません。

- 今回のSalone in Roppongiで発表する作品「SPARKLE LOUNGE」とは?
Kartell社より発表した「SPARKLE」は、プリズム効果によって光が屈折し、まるでクリスタルガラスのような輝きを放つスツールとサイドテーブルのコレクションになります。今回は、この作品を実際に見て、触れて体感していただけるように、眺めるのみの展示というかたちではなく、実際に使用していただけるLOUNGEという展示方法で発表することに致しました。ミラノサローネのように、このSalone in Roppongiでもまた訪れた人々が、座ったり、触れることで、実際に体験していただく良い機会になるかと思います。

- 今後、ミラノサローネを目指す日本人デザイナーたちに言いたいことは。
時代は刻一刻と変化し、10年後ですらどのような未来になっているかわかりません。ミラノサローネに作品を出すということは世界の人たちに見ていただく貴重な体験となります。これから世界に挑戦して欲しいと思います。また、未来を作るためには、今までの常識に対し、常に疑問を持ち、新しい価値を生み出すことが大切だと思います。

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