港区の前身「麻布区」が店名の創作和食店-西麻布に

「西麻布保育園」近くに鉄板・創作和食店「麻布区(あざぶく)」が開店した。店名は、港区の前身であった「麻布区」に由来する。

「西麻布保育園」近くに鉄板・創作和食店「麻布区(あざぶく)」が開店した。店名は、港区の前身であった「麻布区」に由来する。

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 飲食店運営のギヤマン(港区麻布台1)は6月8日、「西麻布保育園」近くに鉄板・創作和食店「麻布区(あざぶく)」(西麻布2、TEL 03-6418-6055)をオープンした。

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 同店では、「日々の活力となる日本食の復活」を料理コンセプトに、創作和食、鉄板焼き料理、鍋料理などを提供。固定のメニューは一部のみで、毎月旬の素材を使用し、メニュー内容を変更する。料理長は、料亭「にしきぎ」(赤坂4)や日本食料理店「蛍月」(豊島区)などで料理長を務めた下嶋隆さん。店名は港区の前身であった「麻布区」に由来する。

 メニューは、酒肴=「鴨と蕗馬鈴薯(フキマスズイモ)の浸し」(740円)、食事=「鰻(ウナギ)の炊き込み」(1,050円)、季節のしゃぶしゃぶ=「鱧(ハモ)しゃぶ」(3,150円)、鉄板焼き=「湯葉と生クリームのお好み焼き」(1,260円)、「岩手 短角牛サーロイン」(6,320円)、「レアトロ卸しポン酢」(3,560円)など。ドリンクは日本酒、焼酎、ワイン、シャンパンなど100種類以上を揃える。平均客単価は10,000円。

 店内はオープンキッチンとカウンター席、ボックス席、個室に分かれる。カウンターにはトチノキの一枚板を使用し、個室の床と座席部分に天然の黒御影石を使用する。席数は16席、個室は4席。店舗面積は約30平方メートル。入り口には赤紅葉が配され、夜にはライトアップを行う。

 営業時間=18時~翌2時で、日曜・祝日定休。西麻布の出店理由について広報担当者は「富裕層の客層が多く、食を知り尽くしたリッチ層に楽しんでもらえる場所のため」と話す。

麻布区店舗内の個室の様子(六本木経済新聞)

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