「第20回東京国際映画祭」開催概要と一部作品が発表

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 六本木ヒルズアカデミーヒルズ49(港区六本木6)で7月30日、「第20回東京国際映画祭」の記者会見が開催され、開催概要や現時点での決定作品等が発表された。

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 開催期間は10月20日~28日の9日間で、六本木ヒルズ(六本木6)とBunkamura(渋谷区)をメーン会場に、都内の各劇場や施設・ホールを使用する。主催はユニジャパン(財団法人日本映像国際振興協会/同映画祭実行委員会)。ゼネラル・プログラミング・ディレクターは角川映画(千代田区)の黒井和男取締役相談役が務める。

 コンペティション部門をはじめ、特別招待作品部門、アジアの風部門、日本映画・ある視点部門、黒澤明賞ほか、複数の部門から成り、今回は日本未発表作品に焦点を当てた「ワールド・シネマ」、第20回の特別企画として戦後から今日まで東京を舞台にした作品を特集する「映画が見た東京」を新設する。このほか、自主企画や共催企画、提携企画などを開催する。

 特別招待作品では、「ミッドナイトイーグル」(成島出監督)、「シルク」(フランソワ・ジラール監督)、「オリヲン座からの招待状」(三枝健起監督)、「鳳凰 わが愛」(ジヌ・チェヌ監督)のほか、「レイ・ハリーハウゼン特集」として「地球へ2千万マイル」(ネイザン・ジュラン監督)、「水爆と深海の怪物」(ロバート・ゴードン監督)、「世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す」(フレッド・F・シアーズ監督)を予定。また、士郎正宗さんとプロダクション・アイジー(国分寺市)の共同原作による「神霊狩/GHOST HOUND」(中村隆太郎監督)や、無声映画にライブで台詞をあてる「声優口演」のライブとして、戸田恵子さん、羽佐間道夫さん、山下洋輔さんが参加し「探偵学入門」(バスター・キートン監督)の上映等も予定する。

 前売券(一般販売)は10月6日より開始(一部企画を除く)。オープニングイベントのレッドカーペットは、今年も六本木ヒルズで行われる予定。映画祭は今回からJAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)の公式イベントの1つとして開催される。

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