蛍光灯で組んだシャンデリア-気鋭作家・東恩納裕一さんが個展

写真=展示風景

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 蛍光灯を素材にした作品で有名な現代アート作家、東恩納裕一(ひがしおんなゆういち)さんの個展「refract!」が5月16日より、港区・西麻布のギャラリー「CALM&PUNK GALLERY (カームアンドパンクギャラリー)」(西麻布1)で開催されている。

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 東恩納さんは1990年代初めより、「日常に遍在する一連の『ファンシーなもの』」をモチーフに、そこに潜む「不気味さ」を表現してきた。広域六本木圏内の展示では、これまでに東京ミッドタウン内のデザイン施設「21_21 DESIGN SIGHT」(赤坂9)で、ファッションブランド「FINAL HOME」の津村耕佑さんと共同制作したインスタレーション作品「DISPLAY」を発表しているほか、森美術館(六本木6)で昨年開催された「六本木クロッシング2007:未来への脈動」にも参加している。

 同展では、高さ約5メートルの天井高を活かし、複数の蛍光灯を組んだ大型のシャンデリアを展示するほか、複数の鏡をミラーボール状に組んだ作品や、複数のゴムバンドをしま模様に組んだ作品なども展示。視覚効果により鑑賞者の視線を「refract(反射/屈折)」させる。

 開催時間は11時~19時。入場無料。6月5日まで。同展は、アートマネジメントオフィスのユミコチバアソシエイツ(新宿区)と共同で企画した。同ギャラリーでは今後、同社と共に企画した展覧会を年に数回のペースで開催する予定で、次回は現代美術作家、鷹野隆大(たかのりゅうだい)さんの展覧会を予定するという。

日常に潜む「不気味さ」表現-気鋭作家・東恩納裕一さんが個展(シブヤ経済新聞)森美術館で「六本木クロッシング」開催へ、気鋭アーティスト36組(六本木経済新聞)展覧会「THIS PLAY!(ディスプレイ)」への出品作(画像)

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