「シボネ」デザイン監修の隠れ家ビストロ-ココット料理中心に

写真=店舗内観

写真=店舗内観

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 インテリアショップ「ジョージズ」「CIBONE(シボネ)」や飲食店経営を手がけるジョージズファニチュア(渋谷区)は7月11日、港区・西麻布交差点近くのビル4階にビストロ「HOUSE(ハウス)」(西麻布2、TEL 03-6418-1595)をオープンした。

ピート・ヘイン・イークさんのテーブル席

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 店名の「家」にちなみ、「まるで友人宅に招かれたかのような自由でリラックスできるディナータイム」をコンセプトにした同店では、新鮮な食材を用い、フランス生まれの鋳鉄鍋「STAUB(ストウブ)」で調理した料理を提供する。店舗デザイン監修を「CIBONE」、チーズ・ワイン監修を同社と同じく横川正紀さんが代表取締役を務めるディーン アンド デルーカ ジャパン(渋谷区)が手がけるなど、同社のネットワークを生かした店舗となる。

 メニューはココット料理を中心に、放牧で飼育した豚を使った「熊本産 走る豚のロールキャベツ」(2,200円)、「滋賀産 近江黒鶏のクリーム煮」(2,400円)、「スチーム」(蒸す)と「ロースト」(焼く)が選べるサラダ「7種の旬野菜」(1,600円)、「スカモルツァチーズと水茄子のオーブン焼き」(1,150円)、「ココットに残ったスープ、出汁のリゾット」(600円)などをそろえる。アルコールはフランス産やイタリア産のオーガニックワインを中心に取り揃える(グラス800円~、ボトル3,800円~)。平均客単価は6,000円~。

 店舗内観は「昔のフランスの邸宅」を思わせるノスタルジーを演出し、木材の床にアンティークの家具や暖炉を配した。また、廃棄材を使用したユニークな作品で知られるオランダ出身の家具デザイナー、ピート・ヘイン・イークさんによるテーブルやシェードも使用する。店舗デザインを手がけたのはジャモアソシエイツ(麻布台1)。店舗面積=約29坪。席数=36席(全席喫煙可能)。約20坪のテラスも併設する。

 ターゲットはファッションや食に興味のある30~40代の男女。西麻布でのオープン理由について同社広報担当者は「いろんな場所に行き、遊びを知っている30代~40代の人たちが集まる隠れ家的なエリアで、『HOUSE』というコンセプトに合うため」と話す。営業時間は17時~翌1時。年末年始のみ休。

併設する約20坪のテラス(画像)国立新美術館に「CIBONE」がミュージアムショップを出店(六本木経済新聞)東京ミッドタウンに「ディーン&デルーカ」の国内旗艦店(六本木経済新聞)北青山に「ディーン&デルーカ」カフェ-内装は森田恭通さん(シブヤ経済新聞)

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