東京ミッドタウンの「デザインハブ」、外部からの企画公募を開始

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 日本産業デザイン振興会、日本グラフィクデザイナー協会、九州大学大学院芸術工学研究院、東京ミッドタウンの4機関が運営するデザイン拠点「東京ミッドタウン・デザインハブ(以下デザインハブ)」(港区赤坂9)は来年6月より、外部からの企画公募による特別展の開催を始める。

10月に開催された「GOOD DESIGN EXHIBITON 2008」の模様

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 これまでは、デザインハブが主催し、2007年3月のオープン以来17回の展覧会を開催してきた。開催中の「GIFT~未来へ託すデザインリボン」(2009年2月1日まで)や、グッドデザイン賞に焦点を当てた「GOOD DESIGN EXHIBITON 2008」(10月9日~12月7日)など、「分かりやすさ」を意識し、デザインの啓蒙(けいもう)を行ってきた。

 2009年からは、従来からの企画展に加え、企業、教育機関、各種団体・組織など個人以外の団体から企画を受け付け、デザインハブとの「共同主催企画」として展覧会を実施する。例えば、「特定の企業のデザインの歴史」などの展覧会を想定しているという。

 応募には、社会的なテーマからデザインの提案ができる企画で、一定期間の展示が可能なことや、施行・設営、宣伝物の印刷、運営などの費用を負担できることなど一定の条件を設ける。第一期の締め切りは2009年2月13日で、各機関から構成する委員会の審査を経て、6月から展覧会を開催する予定。その後も企画は継続して募集する。

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