モンゴル高原を描き続ける装丁・装画家、六本木のギャラリーで個展

モンゴル高原を描き続ける作家・荒田秀也さんの個展。

モンゴル高原を描き続ける作家・荒田秀也さんの個展。

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 ストライプハウスギャラリー(港区六本木5、TEL 03-3405-8108)で3月7日より、モンゴル高原を描き続ける画家・荒田秀也さんの個展「地平の周縁」が開かれる。

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 荒田さんは1935(昭和10)年生まれ。装丁・装画家として、これまで数々の本の装丁を手がけている。絵画は、40年ほど前から訪れている中央アジアや中国、モンゴルをテーマに創作活動を続けている。

 「1970年代にアフガニスタン北部にあるバクトリア時代の遺跡に立ったとき、アムダリア大河の向こうに見える中央アジアの草原が自分を呼んでいるような気がした」(荒田さん)。以来、何度も中央アジアや中国を旅したという。それらの土地は北緯40度線上で、荒田さんの故郷・岩手県と同じ緯度にある。「40年にわたる旅は、自分のルーツを探る旅でもあった」。

 同展では、「源郷」を求め続けた荒田さんがたどり着いた地・モンゴル高原の自然やものを描いた作品20点を紹介。同ギャラリーの瀬知エリカさんは「当ギャラリーで荒田さんの展覧会は2回目。荒田さんが見てきたモンゴルをさまざまな形で描いた作品」と話す。

 営業時間は11時~18時30分。入場無料。今月24日まで。同21日には、荒田さんによるギャラリートークも開催(会費800円)。

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