国立新美術館ギャラリーで「器」企画展-個性的な作家8人の作品紹介

個性的な作家が制作した普段使いの器が展示される。

個性的な作家が制作した普段使いの器が展示される。

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 国立新美術館(港区六本木7)地下1階のギャラリー「SFT GALLERY(スーベニアフロムトーキョー・ギャラリー)」(TEL 03-6812-9933)で3月10日、器の展示会「utsuwa heartful」が始まる。

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 同展は、「こどものうつわ展」「ごはんのうつわ展」などテーマ性のある器の展覧会を手がけてきた祥見知生さんが企画・運営する企画展。祥見さんは鎌倉にプライベートギャラリー「うつわ祥見」のほか、写真と文章によって器の魅力を伝える出版物の編集・制作などの活動を展開している。

 参加作家は、紅毛手のめし碗、リム皿を出展する石田誠さん、土味のある皿やめし碗が人気の尾形アツシさん、素朴で土の温かさを感じる器を作る小野哲平さん、古伊万里、李朝を手本に染付けと白磁の村田森さん、独特の形と存在感のある皿を作る横山拓也さん、筆使いが人気の赤絵の器を出展する吉岡萬理さん、北海道で最古のガラス工房を主宰する巳亦敬一さん、普段使いの漆の器を作る矢澤寛彰さんの8人。

 祥見さんは「器は食の道具。毎日の暮らしの中で、手から伝わるものがある。使うほどに味わいが増し、愛する気持ちが深くなる。そんなハートフルな器たちを紹介する」と話す。会場では、展示された作品の一部を販売する(2,520円~)。

 開館時間は10時~18時(金曜は20時まで)。火曜休館。4月19日まで。

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