六本木に一頭買いの焼き肉店-自社牧場で種付けから飼育まで

コースメニューは「農園バーニャカウダ」「厚切り肉」などの品々が並ぶ。

コースメニューは「農園バーニャカウダ」「厚切り肉」などの品々が並ぶ。

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 六本木に4月1日、いわて門崎丑(かんざきうし)を使った焼き肉店「格之進R(かくのしんあーる)」(港区六本木7、TEL 03-6438-9629)がプレオープンした。経営は門崎(本社=岩手県一関市)。

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 1917(大正6)年に家畜商として創業した門崎畜産が1999年から飲食事業として展開しているのが「格之進」で、都内では「格之進TOKYO」(練馬区)、「格之進EBISU」(渋谷区)に続き3店舗目となる。

 牛肉は自社牧場で生産した、前沢牛と同じ血統を組む黒毛和牛「門崎丑」。種付けから手間をかけてじっくり育てた門崎丑を丸ごと一頭使い、「直営店ならではの価格と品質で提供する」という。

 店舗面積は約45平方メートル、席数は26席。メニューはコースメニュー(3,990円~)が中心で、3,990円のコースは前菜から始まり、岩手などの新鮮野菜を使った「農園バーニャカウダ」、「厚切り勝負肉」「厚切り赤身肉」「和牛ホルモン」など、門崎丑のロースやカルビの人気部位と希少な部位を含む全9品で成る。

 同店では、単品メニューやキムチなどのサイドメニューも用意しているが、利用客の9割以上がコースメニューを注文するという。「本物のおいしさを味わってほしい」と門崎の千葉祐士社長は「うちは焼き肉店というより、『牛焼き』店」と話す。

 5月9日まではプレオープン中で、会員限定で営業しているが、同店で必要事項を記入すればその場で会員になることができる。「格之進R」オープンを記念し、同店を含む都内3店舗で4月30日まで3,990円のコースを3,150円にするほか、他のコースも割引価格で提供している。

 プレオープン期間の営業時間は18時~24時。グランドオープンの5月10日以降は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=18時~24時、ナイトタイム=24時~翌4時を予定している。日曜定休。

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