麻布十番にフレンチ焼き鳥店-ヘルシーな総州古白鶏使う

和と北欧のモダンテイストを合わせた店構えが特徴の「シャジ」

和と北欧のモダンテイストを合わせた店構えが特徴の「シャジ」

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 麻布十番・鳥居坂下交差点の一角に4月17日、フレンチ焼き鳥とワインの店「Shaji(シャジ)」(港区麻布十番1、TEL 03-3402-4802)がオープンした。経営はspoon(中央区)。

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 店舗面積は約19坪で、席数はカウンター席・テーブル席合わせて最大計26席。外観は、麻布十番の年齢層や雰囲気を考慮し黒壁にのれんを垂らし、格子、たる、おけ、和紙などで「和」の雰囲気を演出した。店内はこれと対照的に、白を基調とした壁に北欧の照明や家具を用い、和と洋を融合させたモダンな空間に仕上げた。カウンター奥には個室も用意する。

 料理は、有機野菜で育った鶏、有機野菜、有機卵など、生産者が明確なヘルシー素材のみを使う。メニューは、「白レバーのパテ」(780円)、「フルーツトマトのタルタル」、「キャビアと自家製温泉卵」「トリュフとじゃがいものカプチーノ仕立て」(以上980円)などのフレンチ風にアレンジしたタパス(小皿料理)のほか、「ホロホロ鳥のもも肉」「シャラン産鴨のコンフィ」(以上2,100円)、締めの一品として「鶏そぼろの有機卵かけご飯(600円)、「トリュフおにぎり2個」(500円)、2日間煮込んだ鶏スープ(350円)を用意する。

 串ものは、「脂肪分が少なく、くせのないうま味と、まろやかなこくが特徴」(同店)の総州古白鶏とジビエを使用。鶏の首のむき身で1匹の鳥からほんのわずかしか取れない部分で一般的には小肉と呼ばれる「せせり」や、腺胃(せんい)、食道、やげん軟骨、ふりそで、ハツもとなどの希少部位(200円~)を豊富にそろえる。

 アルコールは、フランスの小規模生産者のワインを中心にしたボトル(3,900円~)のほか、「本日のおすすめ」としてワイングラスで赤・白各3種類(850円~)を提供する。そのほか、ビール(600円~)や焼酎(700円~)、カクテル(800円~)など。

 出店について、宮原店長は「食事メーンのお客さまだけでなく、2軒目、あるいは締めに寄れる店として使い勝手のいい店を目指したい」と話す。客単価は5,000~7,000円。

 営業時間は18時~翌1時30分。月曜定休。

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