六本木のシンボル「アマンド」、約2年ぶりに六本木交差点で復活

シンプルなデザインに改装された外観

シンプルなデザインに改装された外観

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 ビル建て替えのために閉店していた喫茶・洋菓子販売「アマンド 六本木店」(港区六本木6、TEL 03-3402-1870)が12月1日、六本木交差点で新装オープンした。

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 1964(昭和39)年に開店し、朝9時から翌朝5時までの長い営業時間から六本木の待ち合わせスポットとして親しまれてきた同店。昨年1月、ビル老朽化による建て替えで閉店し、約2年ぶりに六本木交差点に戻ってきた。

 今回のリニューアルで、1階と2階の外壁にあったピンク色と白色のカサを取り外し、代わりに「ALMOND」と書いた旗を取り付けたほか、同店のイメージであるピンク色の照明を施した。また、店内のトイレは車椅子の利用客も使用できるようドアの幅を広くした。

 当日はオープンの9時から客が途切れず訪れている。「今日は例年のクリスマス以上に忙しい」と石田富士男店長。客の世代も幅広く、中には「昔、ここでお見合いをした」「初めてデートしたのがこの店だった」など、当時の思い出を話す人もいたという。

 昔から待ち合わせや目印にする客も多く、道案内することもよくあったという。石田さんは「カフェとしての営業はもちろん、そうしたこともうちの役目」とし、「昔から来ていただいている方をはじめ、皆さんには本当に感謝している。今後もさまざまな役割を持つ店として頑張っていきたい」と意欲をみせる。

 営業時間は9時~翌5時(金曜は翌6時まで、日曜は翌3時まで)。新装オープンを記念して12月5日まで、ケーキ全品を15%引で提供する。

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