六本木にボカロが給仕するカフェ「Y2×VOCALOID CAFE」-ヤマハが開く

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 六本木のテレビ朝日本社(港区六本木6)1 階イベントスペース「umu」で3月3日、「Y2×VOCALOID(ボーカロイド) CAFE」が始まった。

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 Y2はヤマハ(静岡県浜松市)が推進する開発プロジェクトで、「Yamaha meets You」をコンセプトに、ヤマハの技術とユーザーのアイデアの出合いで新たなものを生み出そうとするプロジェクト。ボーカロイドはヤマハが開発した音声合成技術とそれを応用した製品を指し、メロディーと歌詞を入力することでサンプリングされた人の声を基にした歌声を合成することができる。初音ミクなどの応用製品に設定されているキャラクターもボーカロイドと呼ばれる。

 同社研究開発センターの田邑元一さんは「ボーカロイドのイベントを秋葉原で開くのは当たり前。これを六本木で行うことでY2の理念である『Yamaha meets You』をさらに広めることができる」と話す。

 今回は、ボーカロイドのファンに向け、ボーカロイドが給仕するカフェに新製品の体験スペースや物販スペースを設け、ボーカロイドをテーマにしたイベントも連日開催する。カフェのメニューは、「例のネギチャーハン」(500円)、「おなすびマーボ丼」(700円)、「メグポのオススメ健康ジュース」(300円)など。

 体験スペースでは、ボーカロイド新製品のほか、メロディーを入力すると曲を検索してくれる「弾いちゃお検索」なども試すことができる。イベントは、「V_N feat. AVSS Powered by Pioneer DJ」(3月5日)、「ボカロカフェで歌い手さんに歌ってもらってみた(仮)」(3月6日)などを予定。

 営業時間は11時~18時30分。イベントは各日19時からとカフェ営業時間内に開く。今月9日まで。

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