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六本木にNYブランチスタイルの「マーサ-ブランチ」-フレンチトースト主力に

暖炉を囲むようにテーブルを配置。窓枠に木を使い、リラックスできる雰囲気に

暖炉を囲むようにテーブルを配置。窓枠に木を使い、リラックスできる雰囲気に

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 六本木の東京ミッドタウン近くに11月23日、ニューヨーク風のブランチスタイルカフェ「MERCER BRUNCH(マーサーブランチ)」(港区六本木4、TEL 03-3470-6551)がオープンした。経営は、恵比寿や表参道に「MERCER CAFE(マーサ-カフェ)」系列店を展開するMERCER OFFICE(渋谷区)。

ブリオッシュで作るフレンチトーストが主力。写真は「三浦野菜のカポナータ 自家製ソーセージとポーチドエッグ添え」(1,600円)

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 店舗面積は50坪、席数は40席とラウンジ20席。系列店では初めて内装に「木」を使い、「アーバンリゾート」を意識。中央には「MERCER CAFE DANRO」(渋谷区)同様、暖炉を設置した。コンセプトは他店同様、「カジュアルリッチ」。駅近くという立地ながらメーン通りから1本はずすことで「穴場感」を演出するという。

 同社副社長兼クリエーティブディレクターの森野成貴さんは「六本木にはよそ行きで出掛ける場所はあっても、普段着で行ける店はなかったのでは。ハワイやオーストラリアの朝食(パンケーキ)を売りにした店がはやり、行列ができているが、並んでまで行きたいとは思わない落ち着いた層や、地元に住む人、店の雰囲気が好きでゆっくりくつろぎたい大人にアピールしたい」と話す。

 「『のんびり起きた日に最初に食べる食事』という定義のブランチ文化を根付けたい」と、ブリオッシュで作る「フレンチトースト」にサーモンや大山鶏のグリル、サーロインステーキ、ストーブ鍋料理などを合わせ、ボリュームある食事(1,600円)として提供する。

 「系列店の常連客を見ていると、30~40代の女性が自分のために、または仲間といいひとときを過ごすために使うことが多い。1時間しかないランチタイムに慌ただしく食べるようなビジネスユースは考えなかった」と森野さん。

 同店では朝からアルコールも提供。ドリンクメニューは、ビール(700円)、シャンパン(1,000円)、ワイン(700円~)、ソフトドリンク(550円~)、コーヒー(500円~)など。ディナータイムは、ワインに合う前菜(700円~)をはじめ、ピザ(950円~)、パスタ(950円~)、肉料理(1,300円~)などを提供する。

 営業時間は、ブランチ=10時~15時(土曜・日曜・祝日=9時~18時)、ディナー=18時~24時(1月末までは22時ラストオーダー、その後深夜営業を予定する)。

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