麻布十番商店街の人々がファレル・ウィリアムスの「HAPPY」に合わせて踊るユーチューブ動画「HAPPY AZABU10BAN」が完成し、話題を集めている。

約100店舗が「HAPPY」ダンスに参加した

　作成したのは麻布十番青年会。「原宿バージョンを見て、ああいうのいいね、やりたいねと盛り上がり、麻布十番納涼まつりのPRを兼ねて作成した」と会長の正木さん。参加店舗は約100店舗。すいた時間に店を回って撮影し、1カ月かけて作り上げたという。撮影も編集も、青年会メンバーの知り合いなどに協力してもらい、「全くの手作り」とのこと。

　参加者は、「麻布十番の人情やほほ笑みを映像に残したい」と地道に声を掛けて集まった麻布十番商店街の重鎮から子どもまで約300人。麻布十番に事務所を構える志茂田景樹さんも参加した。青年会は40代前後のメンバーが多く、フットワークが軽い。「とにかく仲が良く、しょっちゅう集まっている。これを機にまた次につながれば。今後も楽しく商店街を盛り上げていきたい」と正木さん。

　今年の「麻布十番納涼まつり」は8月23日・24日。露天商を排除した「商店主」による「商店街のまつり」スタイルは変わらず、全国の名産品を販売する「おらがぐに自慢」や、子どものためのブースで盛り上げるという。