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六本木ヒルズ展望台で「ドール・カルチャー展」-「リカちゃん」など700体以上展示

会場の様子 © TOMY

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 六本木ヒルズ展望台東京シティビュー(港区六本木6)で9月13日、700体以上のドール(人形)を集めた展覧会「ドール・カルチャー展」が始まった。

「Kawaii ストリート」の一部。

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 「おもちゃ、人形の力を通じて、笑顔の広がる社会作りに貢献しよう」との趣旨で開催される同展。「リカちゃん」「ジェニー」「バービー」「ブライス」「スーパードルフィー」を中心に700体以上のドールを展示する。

 「バービー」は1959年、米国で誕生、常にトレンドやファッションをドールに取り入れ、現在150以上の国と地域で販売されている。「リカちゃん」は1967年に日本の住宅に見合った大きさのドールハウスと着せ替え人形として開発、「ジェニー」は和製バービーとして1982年に誕生、1986年に「ジェニー」と名称を変え、「リカちゃん」より大人なファッションドールとして定着した。「ブライス」は1972年に米国でデザインされ2001年に日本で「ネオブライス」としてドールが誕生、デフォルメされたバランスが特徴。「スーパードルフィー」は1999年に日本で誕生、ウィッグや服だけでなく、手脚やボディーなどさまざまなパーツをカスタマイズし「成長」させられることが特徴。

 「リカちゃん」開発担当者は「私たちがリカちゃんを通じて伝えたいのは、人が人を思う気持ちなのです。これからも、ずっと、おしゃれなリカちゃんと一緒に楽しい思い出を作っていきましょう」とコメントを寄せる。

 同展は4つのエリアで構成。アートディレクターの増田セバスチャンさんが演出した「ドールタワー」の展示などを行う「ドールスクエア」、1950年代以前から2000年代までの「Kawaii」の変遷を100体以上のドールでたどる「Kawaii ストリート」、「等身大リカちゃんハウス」など5つのドールそれぞれの世界観をテーマとした展示を行う「ドールギャラリー」などからなる。展望台内のカフェ「マドラウンジ スパイス」ではオリジナルメニューも販売する。

 特設ショップでは同展限定モデルのドールなどを販売するほか、「ブライス」と「スーパードルフィー」の希少な限定ドールの抽選販売も行う。

 開館時間は10時~23時(金曜・土用・休前日=翌1時まで)。入場料は一般=1,500円など。10月19日まで。

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