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「六本木アートナイト」テーマ決まる-「ハルはアケボノ ひかルつながルさんかすル」

日比野さんと実行委員長の南條史生さんら(昨年の様子)

日比野さんと実行委員長の南條史生さんら(昨年の様子)

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 4月25日からオールナイトで開催される「六本木アートナイト2015」のテーマが2月13日、「 ハルはアケボノ ひかルつながルさんかすル 」に決まった。主催は東京都、アーツカウンシル東京・東京文化発信プロジェクト室など。

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 今回で6回目を迎える同イベントは4月25日の18時22分(日没)から26日の4時56分(日の出)までをコアタイムとし、両日行われる。

 アーティスティック・ディレクターを務めるアーティストの日比野克彦さんと、新設されたメディアアートディレクターを務めるライゾマティクス社長の齋藤精一さんを中心にテーマを設定。変わりゆく時代の変わらない物事に着眼し、「ハルはアケボノ ひかルつながルさんかすル」に決定。「時代を超えた『人とメディア』のシンボルフレーズとして、また、街とメディアアートの関係性 のキャッチフレーズとして発信していく」とした。

 日比野さんは「『春はあけぼの…』は、清少納言によって書かれた『人と自然との対話』の随筆『枕草子』の一節である。あれから約 1000 年、私たちの身体感覚は拡張し、知覚、認識感覚は融解し、自分と自分以外の境が、今と今以外の時間の区切りが、消滅する。そんな時代だからこそ『春はあけぼの…(春は明け方がいい…)』の感覚・趣=おもむきを見失わないようにしよう」とコメントする。

 併せて齋藤さんが主導するメーンプログラムの概要も発表。LEDを実装した「光る大型アートトラック」を六本木ヒルズや東京ミッドタウンに出現させ、観客がスマートフォンで参加できるインタラクティブなものになる予定だという。

 開催時間は4月25日10時~26日18時。開催場所は、六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街ほか、六本木地区の協力施設や公共スペースなど。入場無料(一部のプログラムおよび美術館企画展は有料)。

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