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六本木で「中川政七商店」創業300周年企画 工芸と出合い、学び、体験する

中川政七商店創業300周年記念「大日本市博覧会」

中川政七商店創業300周年記念「大日本市博覧会」

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 東京ミッドタウン(港区赤坂9)で1月13日、中川政七商店の創業300周年を記念したイベント「大日本市博覧会」が始まった。

日本工芸モノポリー

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 1716年に奈良で創業以来手積み手織りの麻繊物を扱い、近年は工芸をベースにしたSPA業態を確立し、全国に直営店を展開している同社。同イベントは、同社が掲げるビジョン「日本の工芸を元気にする!」を実現するため、工芸の「作り手」と「使い手」が出会える場として企画。産地ならではの工芸と出合い、学び、体験し「五感」を使って楽しめる展示やイベントを展開する。

 東京ミッドタウンを皮切りに、東北、九州、北陸、近畿での開催を予定する第1回として、5地域共通で実施する工芸ショップやワークショップに加え、特別企画を展開する。1つ目は、プラントハンターの西畠清順さんと生み出す工芸と植物の新ブランド「花園樹斎」のお披露目と、限定ショップの出店。2つ目は、東京ミッドタウン内にあるABCクッキングスタジオ、久原本家グループ(茅の舎)とのコラボ企画を実施。料理レッスン「日本の伝統×食を学ぶ和の道具で作るごちそう和菓子」(5,000円、2月29日まで)の開催や、福井県鯖江の「漆琳堂」による汁わんセットの販売、「汁や」では奈良オリジナルメニューを展開する。

 3つ目は、日本各地の工芸を楽しく学べる「日本工芸モノポリー」の発売を記念した「日本工芸版モノポリーチャレンジカップ in 東京」と「世界チャンピオンが教える日本工芸版モノポリー」の開催(1月17日13時~18時)。モノポリーの盤上にも登場する工芸品を同社のパートナー企業や工芸産地を代表するメーカーと共同で製作した「東京 江戸切子グラスセット」や「長崎 波佐見焼 HASAMI BLOCKMUG 麻の葉手描き染付」「石川 金沢箔(はく) 拭き漆金箔竹箸」「奈良 本麻 御茶巾(おちゃきん)」を個数限定で先行販売する。

 そのほか、元サッカー日本代表の中田英寿さんやクリエーティブディレクターの水野学さん、プラントハンターの西畠清順さん、バイヤーの山田遊さんを招いてのトークショーや、九谷焼作りや漆塗りのワークショップを予定。通常店舗とは別に、「特別な中川政七商店」も出店し、300周年を記念して企画されたさまざまな記念商品を販売する。

 今月17日まで。

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