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東京ミッドタウンで深澤直人さん監修デザイン展 「駅」テーマにワークショップ成果発表

出展作品のイメージ

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 東京ミッドタウン・デザインハブ(港区赤坂9)で4月27日から、デザイナー深澤直人さんがディレクションするワークショップから生まれた作品を展示する「WITHOUT THOUGHT Vol.15 駅 STATION」が開催される。

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 同展は、ダイヤモンド社(渋谷区)が主催し、深澤さんがディレクションするワークショップ「Without Thought(ウィズアウトソート)」参加者の成果発表として開催されるもので、六本木での開催は今回が初めて。同ワークショップは、1997年に始まり、主に企業内の若手デザイナーを対象に開催、同業他社や異業種のメンバーとの交流を通して、社内だけでは身に付けないスキルを身に付けることができるという。

 第15回のワークショップは「駅」をテーマに昨年5月に3日間の集中プログラムで開始、秋にかけて作品制作などを行った後、デザインレビューを経てできた作品を発表する。出展デザイナーは、浜田佐知子さん(資生堂)、城崎恭平さん(タカラトミー)、神田祐子さん(デンソー)、鶴田香さん・二階堂翔太さん(ニコン)、川口裕太さん(日立製作所)、大野博利さん(富士フイルム)、松山祥さん樹(三菱電機)、河俊光さん・古谷亮さん(リコー)、白鳥裕之さん(良品計画)、椿本恵介さん(ワイピーデザイン)、荒井心平さん・大木美波水さん・田中太貴さん・土田博之さん・長崎綱雄さん・Nitsan Debbiさん・橋倉誠さん・吉坂秀毅さん(NAOTO FUKASAWA DESIGN)。

 深澤さんは「多くの人々が利用する駅にはありふれた情景や当たり前の行為が詰まっている。人は駅の階段を上がりながら何か同じことを感じているはずで、電車を待つ列で何か同じことを感じる、あるいは思う瞬間があるはず。こういった人の無意識への気付きや確信が普遍や原型を生み出す源泉になる。駅での気付きをこれらのデザインを通して共有したい」と話す。

 開館時間は11時~19時。入場無料。5月15日まで。

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