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六本木で「マル秘展 めったに見られないデザイナー達の原画」 デザインプロセスに焦点

会場風景(ロビー) 撮影:吉村昌也

会場風景(ロビー) 撮影:吉村昌也

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 企画展「マル秘展 めったに見られないデザイナー達の原画」(マル秘は丸の中に秘が正式表記)が現在、東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHT(港区赤坂9)ギャラリー1&2で開催されている。

建築家・隈研吾さんのスケッチも展示する

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 ディレクターにTakramのデザインエンジニア・田川欣哉さんを迎えた同展。プロダクトデザイナーの深澤直人さんやグラフィックデザイナーの原研哉さん、建築家の隈研吾さんなど、日本のデザインに貢献してきた「日本デザインコミッティー」に所属する幅広い世代のメンバーたちが、デザインの過程において生み出してきたスケッチ、図面、模型を展示。完成品となる前の秘められた部分にスポットを当て、デザインの大切なエッセンスを紹介する。

 会場では「日本デザインコミッティー」メンバーたちの個性や世代、分野によって異なる原画を中心に、それらが描き出されるところを収めた映像や、新旧メンバーの著書を通して、デザイナーたちの思考プロセスを垣間見ることができる。「日本デザインコミッティー」の現在に至るまでの活動も紹介し、日本のデザインの歩みを振り返る。

 広報担当者は「世代や領域が異なる人々の結節点となり、日本のデザインの豊かな蓄積を未来の創造へと生かすきっかけになることを目指す」と話す。

 開催時間は10時~19時。火曜休館(2月11日は開館)。入場料は、一般=1,200円、大学生=800円、高校生=500円、中学生以下無料。3月8日まで。

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