公開講座「山手線環状運転100年」が2026年1月31日、都立中央図書館(港区南麻布5、TEL 03-3442-8451)4階の多目的ホールで開かれる。
1973(昭和48)年の開館以降、スポーツや歴史、地理、アートなどさまざまなテーマのイベントや企画展を開いてきた同館。今回は、1925(大正14)年11月に環状運転を開始し、今年で100年の節目を迎えた山手線をテーマにした。講座では、街の発展とともに新駅が開業するなど、変わり続ける山手線の歴史や魅力を取り上げ、身近な鉄道を通して東京の歩みをひもとく。
講師を務めるのは、公益財団法人「鉄道総合技術研究所」アドバイザーで工学博士の小野田滋さん。鉄道構造物の維持管理などの研究開発に携わってきた研究者で、著書も多く、NHKのテレビ番組「ブラタモリ」に出演した経歴も持つ。
同館情報サービス課の西林里紗さんは「山手線と街の発展について、鉄道建築に詳しい小野田滋先生から詳しい話を聞けるのが企画の一番のポイント。鉄道好きの人はもちろん、まち歩きが好きな人にも楽しんでいただけると思う」と話す。
開催時間は14時~16時。定員は100人。参加無料(応募多数の場合は抽選)。応募締め切りは2026年1月13日(当日消印有効)。