スパなどの温浴施設開発やレストラン事業などを手がけるユニマットコスモ（南青山2）は7月20日、六本木通り沿いに大型温浴施設「六本木 天然温泉 zaboo（ザブー）」（西麻布1、TEL 03-5770-8100）を開業する。

　同施設は、20～40代の都市生活者をメインターゲットに、天然温泉をはじめ、飲食店やリラクゼーション施設を含めた複合温浴施設で、六本木六丁目交差点付近に新設された地下3階/地上6階建てのビル内で展開するもの。同ビルの延床面積は約8,500平米で、うち地下2階～地上3階の1,920坪で営業を行う。

　同源泉は地下1,500メートルから汲み上げられ、泉質はナトリウム‐塩化物温泉（低張性・弱アルカリ性）、冷え性、筋肉疲労、神経痛、血行障害などに効能があるとしている。温浴施設は地下2階が女性専用、地下1階が男性専用のゾーンとなっており、それぞれ天然温泉の露天風呂（岩風呂、洞窟風呂、立湯、棚湯）やフィンランドサウナ、スティームサウナ、水風呂などが体験できる。女性専用ゾーンには、ローマ浴ルームやトリートメントルーム、ロハスショップなどを設ける。

　2階には寿司割烹（24席）や鉄板焼（30席）、そば処（252席）などを提供するレストラン、バーラウンジを設け、宴会にも対応するお座敷個室（最大54名収容）や女性専用席も用意する。3階には香りと温度別に4種類のバーデ（部屋）で、天然ハーブのアロマ浴などが楽しめる「バーデエリア」や「バーデバー」を構えるほか、166席のプライベートブース（男性専用）も設置。

　営業時間は10時30分～翌9時。男女とも18歳以上の会員登録制で、入会費は550円。入館料は4,000円、24時～翌5時の滞在には深夜料金で2,650円が追加される。

　なお、同ビル内には女性専用の高級会員制スパ「GRAND Shiespa（グランドシエスパ）」も同時オープンする。

zaboo（6月20日公開予定）