国立新美術館が美術展検索サービス、国内中心に約1万件

国立新美術館では3月16日より、国内の美術展情報検索サービス「アートコモンズ」を提供している。写真は同館外観。

国立新美術館では3月16日より、国内の美術展情報検索サービス「アートコモンズ」を提供している。写真は同館外観。

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 国立新美術館(港区六本木7)では3月16日より、美術展検索サービス「アートコモンズ」の提供を開始している。

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 同館では活動の柱の1つである「展覧会情報の収集・提供事業」を「アートコモンズ(共有地)」として事業を進めており、この一環として、国内を中心に開催される美術展をインターネット上で検索できるサービスを提供している。「キーワード」「会場」「展覧会名」「地域」「会期」からの検索が可能で、展覧会主催者が自由に登録できることが特徴。同様の検索システムは、国立の美術館では初の試みという。現在の登録数は約1万件(4月2日時点)。同館の公式サイトや、館内のライブラリー内端末から利用が可能。

 同館の担当者は「開催中の限られた期間にしか掲載されにくい情報を蓄積していくことで、将来的に日本の展覧会史のアーカイブとしても期待されるのではないか」と話している。(写真=国立新美術館)

アートコモンズ(国立新美術館)

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