たい焼きの「浪花家総本店」新店舗、開店間近-2フロアで営業

東京・麻布十番にあるたい焼きの名店「浪花家総本店」が5月25日、新店舗で営業を開始する。外観は黒い格子が特徴。現在は開店に向け、内装工事が進められている。

東京・麻布十番にあるたい焼きの名店「浪花家総本店」が5月25日、新店舗で営業を開始する。外観は黒い格子が特徴。現在は開店に向け、内装工事が進められている。

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 港区麻布十番のたい焼き専門店「浪花家総本店」の新店舗オープンが近づいている。

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 同店は現在、麻布十番通りの「Naniwaya Cafe」(元麻布3、TEL 03-3746-8820)内の仮店舗で営業を行っており、5月25日から移転前の住所(港区麻布十番1)で営業を開始する。

 新店舗は現在、元の店構えを残しながら改装工事を進めており、1階はたい焼き店、2階には新たに飲食スペースを設ける。たい焼き(150円)や飲食メニューなど提供商品は現状と同じで、カフェメニューには、氷ラムネ(700円)、あずきミルク(700円)、なにわやロール(350円)のほか、食事メニューに「豚しゃぶうどん」(小鉢・味噌汁付き、800円)や「稲庭カッペリーニ」(小鉢・サラダ付き、900円)などを揃える。延べ床面積=14坪、2階客席数=18~20席。

 同店4代目の神戸将守さんは「建物の老朽化で、一時的に移転しなくてはならなかったが、また、長い間営業してきた元の場所に戻ることが実現した。どことなく落ち着くような店にしていきたい」と話している。営業時間は11時~19時。火曜・第3水曜定休。

 1909年(明治42年)創業の浪花屋総本店は、日本で初めてたい焼きを考案したといわれ、1975年に発売されたヒット曲「およげ!たいやきくん」のモデルになったといわれる。(写真=新店舗外観)

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