東京ミッドタウンで福井発の事業を体験 次世代の取り組みを紹介

XSCHOOL受講生の中には関東・関西から毎月福井に通う人も

XSCHOOL受講生の中には関東・関西から毎月福井に通う人も

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 東京ミッドタウン(港区赤坂9)の「インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター」で2月19日、福井市発のプロジェクト「XSCHOOL」による、事業紹介を目的としたイベントが開催される。

XSCHOOLの受講生のみなさん

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 XSCHOOLは、「『地元企業』と『デザインと事業の視点を持つ外部の人』をつなぎ、次世代のデザイナーを育てる場」として、昨年秋に発足。福井のものづくりの文化を担いつつ、次の時代に向けた新たな取り組みを行っているという。受講生には、デザイナー建築家、編集者、保育士など計24人がいる。

 イベント当日は、「XSCHOOL 発表会/東京 -福井からはじまる、小さなデザインの教室-」と題し、さまざまな企画を用意。受講者が8チームに分かれ、それぞれが生み出したプロジェクトと事業計画を紹介する。「100年以上の歴史を持つお弁当屋と作る『ストーリーを食べるお弁当』」などを紹介する予定。

 この日はゲストも登場し、トークセッションなども行う予定。ゲストとして登壇するのは、ウェブや空間などさまざまデザインを手掛ける「ロフトワーク」代表取締役の林千晶さん。独立起業支援や社内起業支援などを行う「GOB Incubation Partners」代表取締役の山口高弘さんら。イベント終了後には、交流会も兼ねて福井の地酒で乾杯をする。

 広報担当者は「XSCHOOLの取り組みを紹介することで、『地方創生』に取り組みつつも、これでいいのだろうかとモヤモヤしている自治体関係者や地域づくり関係者にとって何かの参考になれば」と話す。「デザインの仕事の役割を、もっと拡張させたいと考えている人はぜひこの機会に足を運んでほしい」とも。

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