森アーツセンターにモネ、ゴーギャンなど国内初公開作品

クロード・モネ「赤いスカーフ、モネ夫人の肖像」1968年-1978年 ©The Cleveland Museum of Art

クロード・モネ「赤いスカーフ、モネ夫人の肖像」1968年-1978年 ©The Cleveland Museum of Art

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 六本木ヒルズ内の森アーツセンターギャラリー(港区六本木6、TEL 03-5777-8600)で9月9日より、美術展「クリーブランド美術館展 女性美の肖像」を開催する。

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 同展は、全米で有数の規模を誇る「クリーブランド美術館」(アメリカ・オハイオ州、1913年設立)の所蔵コレクションを紹介するもので、モネ、ルノワール、ゴッホなどの印象派/後期印象派から、ピカソ、マティス、モディリアーニなどの20世紀絵画まで、60点の美術作品を「印象派の時代」「近代彫刻のさきがけ」「20世紀の前衛」など時代・様式ごとに区分した5つのセクションで展示する。

 出展作品は、クロード・モネ「赤いスカーフ、モネ夫人の肖像」(写真)、ポール・ゴーギャン「波間にて」、ピエール=オーギュスト・ルノワール「ロメール・ラコー」など。出展作のうち50点が国内初公開となる。同展開催にあたり担当者は「本展には女性のポートレイトが多く展示されますので、巨匠たちに描かれた魅力的な『女性美』や、それぞれの女性の『物語』に思いを馳せてご鑑賞ください」としている。

 開館時間は10時~20時(入館は19時30分まで)。入館料は一般=1,300円、高校・大学生=1,000円、4歳~中学生=500円。11月26日まで。

 クリーブランド美術館は現在、2011年の完成に向けた増改築工事(東京国際フォーラム設計者のラファエル・ヴィニョーリさんが担当)を行っており、今回代表的な所蔵品の海外貸し出しが実現した。

クリーブランド美術館展

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