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六本木ヒルズで無料Wi-Fi開始-「tab」アプリとコラボイベントも

写真を撮ってカテゴリ別にスクラップしていく参加者

写真を撮ってカテゴリ別にスクラップしていく参加者

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 六本木ヒルズ(港区六本木6)で無料LANサービス「Hills Wi-Fi」がスタートし、これに合わせて7月19日、「tab」アプリを使ったイベント「大人のための夜ピクニック」が開催された。主催は頓智ドット(渋谷区)。

自分の現在地の周りにある情報にすぐアクセスできる(iPad画面)

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 街の情報インフラとして無料開放する「Hills Wi-Fi」サービス。無線LAN通信装置はタケショウ(愛知県)のフリーモバイル事業が独自開発したオリジナルWi-Fiルーターを採用し、海外からの観光客やビジネスマンも多い立地に合わせた新しいインターフェースを実現。英語利用にも対応し、利便性の高いサービスを提供する。

 イベントでは、このWi-Fiを使用し、「セカイカメラ」などで知られる各種ソーシャル・モバイル・サービスの開発・運営を手掛ける頓智ドットが新たに開発した「tab」アプリを使い、六本木ヒルズに散らばるパブリックアートを探し、散策。

 「六本木という街は見る人によって観点が違う。誰かにとっては職場かもしれないし、グルメを楽しむ街、アートを堪能する街かもしれない。『ピクニック』という言葉はフランス語で『いろいろな物を持ち寄ってワイワイする』という意味。六本木の街で観点の違う物を集めてワイワイしたい」と趣旨を説明する同社社長兼CEOの谷口昌仁さん。

 6月27日に公開、サービスを開始した「tab」は、iPadとウェブに対応し(iPhone版は近日公開)、人々の興味・関心を行動に結びつけるデジタルメディア。ネット上に散らばる情報を、ユーザーのスクラップ帳としてカテゴリ別にストック、GPSの位置情報を利用し外出先で活用できるのが特徴。自分でカテゴリを作り公開することもできる。トップページはユーザーのスクラップ以外に、「おすすめ」や「人気」、「新着」ページにまとめられ、現在は「六本木」「渋谷」「銀座」のエリア別に検索することもできる。

 イベント参加者は、持参のiPadやiPhone(公開前のアプリを使用)を片手に「六本木のパブリックアート」カテゴリの中からGoogleマップで表示される位置情報を頼りに見学し、写真を撮って感想を書き込むなどして回った。

 「今まで情報は得ても、肝心なときに思い出せないなど、外出先で効率よく情報を得られない煩わしさがあったが、『tab』にスクラップしておくだけで自分の周りの情報にいつでもアクセスできるのでとても便利」と同社アライアンスマネジャーの佐藤僚さん。

 利用無料。iPadアプリはApp Storeから無料でダウンロードできる。

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