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六本木の起業家がソーシャルシッティングサービス「キッズライン」開始

キッズライン(KIDSLINE)「日本にベビーシッターの文化を」

キッズライン(KIDSLINE)「日本にベビーシッターの文化を」

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 起業家の経沢香保子さんが代表を務めるカラーズ(港区六本木5)が2月16日、ソーシャルシッティングサービス「キッズライン(KIDSLINE)」の提供を開始した。

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 トレンダーズ創業者で最年少上場女性社長の経験を持つ経沢さんが、30代で3回の出産・育児と社長業および上場の両立を試行錯誤した経験を生かし発案した同サービス。母親だけに負担がかかりがちで相談する人が少ない都会の育児スタイルから、おしゃれでリーズナブルにシッターの協力を得ることにより「育児をもっと自由に」「育児をみんなで」を実現できるようにした。

 フェイスブックを通じて会員登録を行えば、知り合いが依頼したことのあるシッターを口コミや料金・資格の有無などで簡単に検索・即日予約が可能。ソーシャルおよびシェアリングエコノミー化することで、より利便性を高め、利用の裾野を広げることを目指す。

 登録しているキッズサポーター(シッター)は、保育士・チャイルドマインダー・ベビーシッター認定などの有資格者や本看護師、教師などの育児スキルを持つ女性で、副業として自分の空いている時間に、またはフリーのベビーシッターとして働く。同会社が面談をし、お試しシッティングなどを経て合格した人のみが登録しているという。保育資格所有者のみならず、英語やダンス教師など多彩な人材が選べることで、子どもを預ける罪悪感を払拭(ふっしょく)し、子どもの知育にも貢献する。

 「法人企業への導入も積極的に行い、さらに安い値段でユーザーが利用できるよう働き掛ける。そして、シッターの存在が日常である欧米や香港のように日本にベビーシッター文化を広め、女性たちの自由なキャリアを構築し、ひいては先進国一低い日本女性の管理職比率や役員比率の改善に貢献し『女性が輝く社会』の実現に寄与したい」と経沢さん。

 対応エリアは東京23区(今後随時拡大予定)。登録料・会費は無料。シッティング利用は1,000円~(1時間)。サポートには最大3億円の賠償責任保険が適用される。

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