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ミッドタウンで「地域×デザイン」展 まちおこしプロジェクト20例紹介

「暮らしのロボット共創プロジェクト」

「暮らしのロボット共創プロジェクト」

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 東京ミッドタウン・デザインハブ(港区赤坂9)で2月18日から、全国各地の地域の特色を生かした取り組みをデザインの視点から分析、紹介する展覧会「地域×デザイン -まちを編みなおす20のプロジェクト-」が開催される。

「燕三条 工場の祭典」

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 同展は、日本デザイン振興会(赤坂9)と、事業構想大学院大学(南青山3)が共同で企画・運営するもので、いわゆる「まちおこし」を、もともとその地が持つ価値をあらためて見いだして「まちを編集」し、生活・文化やコミュニティーを「編み直す」こと考え、その例として20のプロジェクトをパネルなどで紹介。さまざまなイベントで体験の機会を提供するもの。

 紹介するプロジェクトは、地域に開かれた自立のための場として商品開発等を行うたんぽぽの家(奈良県)の取り組み、震災後に地域の祭りを30年ぶりに復活させた松島流灯会 海の盆実行委員会(宮城県)、高齢化した集落でITやロボットを活用したリサーチを展開するたからのやま(徳島県)の「暮らしのロボット共創プロジェクト」、市街の空き地を中古コンテナを使った店舗や交流の場に展開したワークヴィジョンズ(佐賀県)などの「わいわいコンテナプロジェクト」、工場がものづくりの現場を開放する「燕三条 工場の祭典」(新潟県)など。

 イベントは、18日=一般参加可のプレスカンファレンス(15時~)、19日=全国「食べる通信」編集長ミーティング(18時30分~)、20日=地域×デザインを考える~長野県小布施町を事例として~(18時10分~)、22日=地方創生におけるビッグデータの可能性(15時~)、23日=「地域とつくる」Fablab Japan Network × YCAM(19時~)、3月4日=地域産業を支える「地域デザインセンター」を構想する~地域のひと、もの、ことをつなぐ~(14時~)など、合わせて約20を予定する。イベントの参加にはホームページからの予約が必要(参加無料)。

 27日・28日には「つながるまつり2016」として、20のプロジェクトの実施者が集まり、来場者との交流を図るとともに、日本各地の日本酒の試飲会や、平戸市の特産品の試食ができるイベントも開催する。

 開催時間は11時~19時。入場無料。3月6日まで。

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