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六本木ヒルズで「ルーヴルNo.9」展 日仏の漫画でルーヴルを表現

会場の様子(荒木飛呂彦さんのブース)

会場の様子(荒木飛呂彦さんのブース)

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 六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリー(港区六本木6)で7月22日から、「ルーヴル No.9 ~漫画、9 番目の芸術~」が始まった。

松本大洋さん「ルーヴルの猫」

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 ルーヴル美術館はフランス語圏で発展してきた「バンド・デシネ」という漫画文化を、建築、彫刻、絵画、音楽、文学、映画などに続く「第9の芸術」として振興。2005年からは「ルーヴル美術館 BD プロジェクト」として、日本を含めたフランス内外の漫画家にルーヴル美術館をテーマに作品を制作してもらうプロジェクトを推進してきた。これまで12作品が出版されている。

 同展ではプロジェクトに参加する漫画家16人の作品の原画や資料、映像を展示する。日本からの参加漫画家は、荒木飛呂彦さん、谷口ジローさん、松本大洋さん、五十嵐大介さん、坂本眞一さん、寺田克也さん、ヤマザキマリさん。

 展示は、オープニング映像を流すシアタールームと3章で構成。第1章では、「サモトラケのニケ」のインスタレーションと、谷口さんの「千年の翼、百年の夢」、エティエンヌ・ダヴォドーさんの「寄り目の犬」、ダヴィッド・ブリュドムさんの「ルーヴル横断」などを展示。

 第2章は「ようこそ、異次元の世界へ」と題し、漫画家の創造力が生み出したルーヴル美術館の「裏側」を描いた作品を紹介。作品は荒木さんの「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」、松本さんの「ルーヴルの猫」、エンキ・ビラルさんの「ルーヴルの亡霊たち」など。

 第3章は「時空を超えて」と題し、800年以上の歴史を持つルーヴルの過去や未来をモチーフにした作品を紹介。作品は坂本さんの「王妃アントワネット、モナリザに逢(あ)う」、ニコラ・ド・クレシーさんの「氷河期」、ヤマザキさんの「美術館のパルミラ」など。

 同展を監修したルーヴル美術館文化制作局出版部副部長のファブリス・ドゥアールさんは「ルーヴルは伝統的に常に現代芸術を意識し、発信し続けてきた。デッサンの作品を数多く収集してきた伝統もあり、コンテンポラリーアートが抽象に偏る中で、バンド・デシネという具象画に分類できるアートは貴重なコレクションになっている。実際にご覧いただいて漫画という芸術への理解を深めてほしい」と話す。

 開館時間は10時~20時。入場料は一般=1,800円など。9月25日まで。

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