南麻布のデザインショップで「とうめいのかたち展」

南麻布のデザインショップで、アクリル製の家具やプロダクトのプロトタイプを展示する「とうめいのかたち展」を開催。写真は展示の様子。

南麻布のデザインショップで、アクリル製の家具やプロダクトのプロトタイプを展示する「とうめいのかたち展」を開催。写真は展示の様子。

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 南麻布のデザインショップ「designshop」(港区南麻布2、TEL 03-5791-9791)では、展覧会「The Forms of Transparency-とうめいのかたち展」が開催されている。

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 展覧会は、東京近郊の小規模製造業者と若手デザイナーが共同で製作したアクリル製の家具やプロダクトのプロトタイプを展示するもの。

 同店では2003年12月に、照明器具の展覧会「ひかりのかたち」展を開催しており、以降展覧会の母体となったアクリルメーカーのさくら樹脂(横浜市)と若手建築家を中心とするクリエーターが共同でアクリル樹脂に関する研究開発を重ね、コップ1杯分程度の少量アクリル素材の硬化から製品加工までを一貫生産することを可能にした。会場では棚・水槽・照明器具・花瓶など、完成品・制作過程品合わせて約30点を展示する。

 参加デザイナーは、川辺直哉建築設計事務所の川辺直哉さん、ハラダデザインの原田一朗さんなど13人(組)。入場無料。開催時間は11時~20時で、木曜定休。12月24日まで。札幌、大阪への巡回も予定する。

 展覧会開催にあたり実行委員会では「成果品だけでなく、製作過程を紹介することで、小規模製造業者と若手クリエーターの共同・少量多品種のものづくりの可能性を浮かび上がらせることが目標」としており、今後も「有限責任事業組合ファクトリープロジェクト」として様々な製造業者と共同で製品デザインや技術開発を行うとしている。(写真=展示の様子)

とうめいのかたち展

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