
バル「NICO(ニコ)」(港区麻布十番2、TEL 03-6722-0301)が麻布十番にオープンして、10月2日で1カ月がたつ。
店舗面積は約60平方メートル。席数は10席。スペイン・バルセロナにあるバルをイメージした。生ハムなどの現地直送品や国産素材で作った料理をカウンターに並べて小皿で提供し、客はワイン片手に楽しむ。
店長の吉見吏世さんはバルセロナとバスクに滞在経験があり、料理やワインのほか、ワイナリーで醸造も学んだ。現地のタパス文化に魅了されたという。
メニューは、ガルシア地方の伝統料理という「タコのガルシア風」(1,400円)や、ナッツやパプリカのソースを下に引いた「アカエビのロメスコソース」(900円)、「ハモンイベリコ デベジョータ」(1,800円)、「特大マッシュルーム アヒージョ」(1,200円)、「バスクチーズケーキ」(900円)など。
アルコールは、バスク産の「チャコリ」などのワインをはじめ、シードル、ビールなど200種類を用意(900円~)。果物を外の皮を器にしたオレンジジュース「カジュッタ」も提供する。
吉見さんは「地元に愛される店を目指している。日替わりメニューで毎日違う料理を楽しんでほしい。スペインのバル文化を伝えつつ、人と人が自然につながる場にしたい」と話す。「人との縁を求める人も、買い物の合間に一杯だけでも、ぜひ気軽に立ち寄ってほしい」とも。
営業時間は15時~24時。月曜定休。