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ミッドタウンで恒例の秋の作品展 「ゆさぶる」テーマに、体験企画も

芝生広場の様子

芝生広場の様子

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 東京ミッドタウン(港区赤坂9)で現在、秋のカルチャーイベント「TOKYO MIDTOWN DESIGN LIVE 2025」が行われている。

ライブ企画「DESIGN LIVE カタカナナイト」の様子

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 毎年秋の恒例イベント。「あたりまえの日常が、おもしろくなるデザインイベント。」を掲げ、国内外で活動するクリエーターによる作品展示やワークショップ、トークセッションなどを行う。

 18回目を迎える今年は「ゆさぶる」をテーマに掲げる。27組のクリエーターと作家が参加し、「当たり前を超える」を意識した作品展示などを行う。「芝生広場」「ガレリア」「アトリウム」「ミッドタウン・ガーデン」の4会場で実施する。

 芝生広場、ガレリア(1階・地下1階)では、メイン企画となる「DESIGN LIVE EXHIBITION」を行う。クリエーティブユニット「AtMa」は廃材を生かしたベンチ「0% SURPLUS」、デザインスタジオ「we+」(中央区)は藻類の色素を取り入れた家具「SO-Colored」、建築家の山田紗子さんはシート、テーブル、フラワーベースを一体にした「drawing chair」などを、それぞれ飾る。デザインジャーナリストとして活動する土田貴宏さんがキュレーターを務めた。

 アトリウムでは、ライブ企画「DESIGN LIVE カタカナナイト」を行い、日本民謡と世界各地のダンスミュージックを融合した音楽バンド「民謡クルセイダーズ/MINYO CRUSADERS」やソロシンガーの喜嶋ユタカさん、ネットを中心に活動する作詞家、作曲家、歌手、音楽プロデューサーの「ぷにぷに電機」らが登場する。ミッドタウン・ガーデンでは、参加型イベント「DESIGN LIVE 体ゆさぶるラジオ体操」を行うほか、ミッドタウン・ガーデンではワークショップや、「ものづくり」をテーマにした体験イベントなどを繰り広げる。

 広報担当の高橋龍之介さんは「常識や時流にとらわれず、当たり前を超えていくような多様なデザインが集まった。偶然来場いただいた人から、作品作りにおけるプロフェッショナルな人まで幅広く楽しめるのが一番の魅力。あまりデザインに興味がないという人や、デザインに触れてこなかった人に楽しんでいただける。どんな人にも、当たり前だった日常が面白く変わるきっかけになれれば」と話す。

 展示時間は、芝生広場=11時~19時(最終日は13時まで)、ガレリア地下1階=11時~23時、同1階=9時30分~23時。「DESIGN LIVE カタカナナイト」開催日は10月24日~27日。「DESIGN LIVE 体ゆさぶるラジオ体操」開催日は11月3日までの土曜・日曜・祝日。入場無料(一部有料)。11月5日まで。

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