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六本木に中華料理店「ウェイファン」 漢方使ったスープ料理メインに

スープ料理の「ファーディアオズイジーグオ」

スープ料理の「ファーディアオズイジーグオ」

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 中華料理店「威皇花雕醉鶏鍋(ウェイファン・ファーディアオズイジーグオ)&広東料理 六本木店」(港区六本木7、TEL 03-6432-9499)が11月10日、六本木駅近くにオープンした。

店内の様子

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 店舗面積は約70平方メートル。席数は42席。2013(平成25)年に中国・上海で1号店をオープンして以降、上海市内を中心に店舗展開を続ける。日本では2024年12月、文京区湯島に日本1号店を開いた。健康をテーマにした鍋料理や広東料理などを提供する。

 店主の王益(ワン・イ)さんは1989(平成元)年生まれ。中国・福建省で育ち、12歳のときに日本に移り住んだ。現在は飲食店のほか、旅行やホテル関連事業などを手がける傍ら、中国からの留学生や中国出身者らを集めたバスケットボール大会を定期的に主催している。地元の料理を日本に広めたい思いから同店を開いた。

 メニューは、国産の丸鶏をベースにしたスープにショウガや唐辛子、ナツメなどを合わせた「ファーディアオズイジーグオ」(3,278円)。漢方や中国食材を使い、仕上げに紹興酒「花雕酒(ホワディアオジウ)」を加えることで香りを立たせる。海鮮や牛肉、サツマイモなどを使った炒め物などの広東料理もそろえる。

 ワンさんは「広東料理は油や辛さで押すのではなく、素材の味とスープでじんわり体に染み込むようなヘルシーな料理が多い。現地で提供しているものに近い味で作っている」と話す。「ファーディアオズイジーグオは、鶏肉はほろほろと柔らかく、スープは体の内側から温まるような味わいが特徴。飲み会が多い人や健康を意識している人に、ぜひ味わってほしい」とも。

 営業時間は11時30分~23時(土曜・日曜・祝日は11時~)。

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