飲食業のワンダーテーブル(新宿区)は3月30日、同日開業予定の「東京ミッドタウン」内の「ガーデンサイド」地下1階に、レストラン「Union SquareTokyo(ユニオン・スクエア・東京)」(港区赤坂9、TEL 03-5413-7780)をオープンする。
同店は1985年、米・ニューヨークで開店した人気店「Union Square Café」の姉妹店として、日本初の出店となるもの。ステーキ、ハンバーガーなどに代表されるアメリカ料理に、イタリア料理の要素を加えたニューヨークスタイルの「ニューアメリカンレストラン」。近隣の住民やオフィスワーカーをはじめ、東京在住の外国人や外国人観光客をターゲットに展開する。
店舗は「welcome home!」をコンセプトに、店内をバー、キッチンダイニング、メーンダイニング、プライベートルームの4つに分けて展開する。また、春から秋にかけてはテラス席も用意。店舗面積は88.88坪、席数は店内=約120席、テラス=約40席。デザインは店舗デザインを多く手掛けるデザイナーの山際純平さんが務める。
提供メニューは「マグロとアヴォカドのタルタル西洋山葵マスタード風味」「小海老と旬野菜のパスタ、シシリースタイルで」「フィレミニョンマグロのグリル 山葵風味のマッシュポテトとガリを添えて」「ラムチョップのグリル 旬の温野菜とともに」「USCバナナタルト ハニーヴァニラのアイスクリーム添え」など。営業時間は平日=11時~15時と17時~23時、土曜・日曜・祝日=11時~23時。想定客単価はランチ=3,000円~4,000円、ディナー=12,000円~15,000円。年商約4億円を目指す。
同社は現在19の業態を手掛けており、2006年5月に「Union Square Café」を運営する「ユニオン・スクエア・ホスピタリティ・グループ」(米国)と業務提携を結んだ。東京ミッドタウンへの出店理由について同社営業担当者は「国際的な商業施設であり、また施設内に(同店の)業態にあったロケーションがあったため」と話す。(写真=店内イメージ)