
居酒屋「風乗りメリー」(港区六本木5)が9月11日、六本木交差点からほど近い場所にオープンした。
店舗面積は約46平方メートル。席数は、カウンター=10席、テーブル=15席。クラフトビールをメインに、「酒に合う」をテーマにしたフードを提供する。
店主の中野貴仁さんは1979(昭和54)年生まれ、東京都世田谷区出身。30歳の頃に行きつけだったクラフトビール専門店で働き始めた後、37歳で独立して下北沢で同店を開業した。今回は心機一転、移転を決めた。
アルコールは、愛知県名古屋市産の「ホワット・ザ・ヘル」や、長野県北佐久郡産の「ブルーム」(以上1,080円)、北海道登別市産の「ガブ鬼ペールエール」(1,180円)などのクラフトビールを提供。南アフリカ産のワインや日本酒、焼酎、サワーなども用意する(880円~)。
フードは、「子羊ひき肉マンゴーアチャールカレー」(1,680円)やチャーハン風の「オリジナル特製 メリーライス」(1,580円)、「子羊タン炙(あぶ)り 青花椒葱(ホワジャオ)ソース」(1,280円)、「らっきょうと羊チーズのポテトサラダ」(1,080円)、「鶏トロレバ 青花椒葱ソース」(880円)、「ラムしゃぶケール 季節のフルーツソース」(1,280円)などを提供する。
中野さんは「東南アジアやインド、南米から仕入れた調味料やスパイスなどを使ったエスニックなフードも用意する。移転前はエスニック好きの女性や、ビールを一杯だけ飲みに来るビジネスマンが多かったイメージ。六本木に根付けるような店にしたい。仕事終わりの食事のほか、2軒目の店として気軽に足を運んでほしい」と話す。
営業時間は17時~23時30分(土曜・日曜・祝日は15時~)。月曜定休。