
「鮨(すし) たいよう」(港区南麻布4、TEL 03-6450-3433)が9月1日、南麻布にオープンした。
店舗面積は約40平方メートル。席数は、カウンター=6席、個室=4席。食材は、マグロ仲卸「樋長」(江東区)から仕入れたマグロのほか、店主・椎谷太陽さん自ら市場へ足を運んで選んだ魚介を使う。シャリは、味わいや粘りなどのバランスを考えて秋田県産「あきたこまち」を採用したという。
椎谷さんは1987(昭和62)生まれ、新宿区出身。飲食の世界に足を踏み入れてから約19年がたち、これまで都内の和食店や銀座のすし店などで経験を積んだ。
メニューは、好みの20貫を選べる「カスタムコース」と「夜のおまかせ」の2種類のコース(以上2万2,000円)を用意する。ランチは、15貫前後の握りを含むコースの「昼のおまかせ」(1万6,500円)を提供。アルコールは、ワイン、シャンパン、ビール、日本酒、焼酎、ウイスキーなどをそろえる。
椎谷さんは「自由度の高い料理が当店の特徴の一つ。カスタムコースでは、ぜひ自分好みにすしを注文してほしい。これまでの料理経験を最大限に生かし、さまざまな形ですしを提案したい」と話す。「夜のスタート時間は18時~20時から選べ、1回転のみの営業としているため、ゆったりと食事が楽しめる。これまで、すしを含む、おいしい料理をたくさん味わってきたという人に、『自由度の高いすし』を楽しんでほしい」とも。
営業時間は、12時~14時、18時~22時。日曜定休。