森美術館(港区六本木6)は10月13日より、企画展「六本木クロッシング2007:未来への脈動」を開催する。
同展には、国内の若手を含むアーティストから36組が参加。絵画、彫刻、写真、デザイン、映像、漫画、ゲーム、人形、ペンキ絵、演劇など多岐にわたるジャンルの作品を一堂に展示する。同展は、2004年に開催された「六本木クロッシング:日本美術の新しい展望2004」の第2回目となる。
参加作家は、Ages5&Up、飴屋法水、チェルフィッチュ、できやよい、エンライトメント、榎忠、冨谷悦子、原真一、春木麻衣子、長谷川踏太/TOMATO、東恩納裕一、池水慶一、伊藤ガビン、岩崎貴宏、鬼頭健吾、小林耕平、眞島竜男、丸山清人、中西信洋、名和晃平、小粥丈晴、さかぎしよしおう、佐藤雅彦+桐山孝司、関口敦仁、田中偉一郎、田中信行、立石大河亜、辻川幸一郎、内原恭彦、内山英明、宇川直宏、山口崇司/d.v.d、横山裕一、吉村芳生、吉野辰海、四谷シモン(敬称略)。
キュレーターは、美術評論家で京都造形芸術大学教授の天野一夫さん、同館キュレーターの荒木夏実さん、アートディレクターの佐藤直樹さん、美術評論家の椹木野衣さんが担当する。
期間中には、様々な関連イベントを予定。チェルフィッチュの代表劇「三月の5日間」(初演2004年)の特別公演(12月13日)や、西麻布のイベントスペース「スーパーデラックス」(西麻布3)での映像・音楽イベント「RX2007ナイト」(11月9日、30日)、池水慶一さんの作品を六本木高校(六本木6)に展示するプロジェクト(10月29日~11月10日)など。同展の特別賞として、展覧会鑑賞者の投票による「オーディエンス賞」や、同館館長などが選ぶ「MAM賞」の表彰も予定する。
開催時間は10時~22時(火曜は17時まで、12月25日と2008年1月1日は22時まで開館、入館は閉館の30分前まで)。入館料=一般1,500円ほか。1月14日まで。