港区・東麻布のホテル「アルファイン」向かいのビル1階に1月26日、現代アートギャラリー「Take Ninagawa(タケ ニナガワ)」(東麻布2、TEL 03-5571-5844)がオープンした。
Take Ninagawaは、ディレクターの竹崎和征さんと蜷川敦子さんが共同で運営するギャラリー。竹崎さんは、現代アートギャラリー「オオタファインアーツ」(六本木6)勤務を経て、2004年に自身のギャラリー「takefloor」を開業した。2006年には、大阪の現代アートギャラリー「児玉画廊」(大阪市)で修行後、ニューヨークで「インディペンデントキュレーター」として活動していた蜷川さんと共に「TAKEFLOOR 404&502」を開業。同ギャラリーを2007年11月で閉め、共同でTake Ninagawaを開業した。
同地への開業理由について蜷川さんは「(自身のギャラリーが)海外のお客様が多い」ことを挙げており、外国人の利用が多い六本木から適度な距離にあることが決め手となったという。
「若い作家を国内外でプロモートしていく」(蜷川さん)ことを方針としており、ディレクター2人と同世代の30代前後の作家を中心に、作品の形態は問わず、平面から立体、音楽、インスタレーションまで取り扱う。このほか、海外のアートフェアへの参加や展覧会の企画、海外の作家を国内に紹介する活動も行っていくという。
展示スペースは約30平方メートル。天井高は約2.8メートル。オープニング展として3月8日まで、河井美咲さんの個展「きまぐれフロート」を開催する。営業時間は11時~19時。日曜・月曜・祝日定休。