六本木商店街振興組合(事務局=港区六本木4)では2008年度内の実施を目指し、「六本木交差点」の一部リニューアル計画を進めている。
組合では、これまでの六本木の「夜の街」のイメージに加え、新たにアートとデザインを中心にした街の魅力を伝えていく「六本木アート・デザインのまちづくりプログラム」を推進しており、今年1月には、一般公募により六本木商店街のキャッチコピー「六本木 芸術散歩」を選抜した。
交差点のリニューアルもプログラムの一環として行われ、約4,500万円をかけて首都高桁下の照明灯を交換。合わせて首都高速道路(千代田区)と協力し、首都高の壁面清掃も行う。プログラムの推進には港区からの補助金をあてる。組合の臼井浩之理事は「アートとデザインの街の玄関口としてふさわしいセンスを施したい」と話す。
壁面に装着されている「HIGH TOUCH TOWN ROPPONGI」のロゴもリニューアルし、新たなものに付け替える。ロゴは、現役で活躍する若手のデザイナーに依頼するが、具体的な人選については未定。組合では今後、ロゴを使用した六本木の新たな土産物も開発していく予定。
組合ではこのほか、街灯のフラッグを「デザイナーズフラッグ」として、一般のデザイナーからデザインを公募、作品を発表する場として設ける計画を立てている。2009年度には、交差点の橋脚にアート装飾を施す予定もあり、六本木の街のアート・デザイン化を推進していく。
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