スウェーデンを代表する映画監督、故イングマール・ベルイマン監督の没後1年に合わせ、ベルイマン監督を写真展やドキュメンタリー映画で振り返るイベントが7月14日より、スウェーデン大使館(港区六本木1)で開催されている。
1918年、スウェーデンのウブサラで生まれたベルイマン監督は、昨年7月30日に89歳の生涯を閉じた。1946年に映画「危機」で監督デビューし、「道化師の夜」(1953年)、「第7の封印」(1957年)、「野いちご」(1957年)、「沈黙」(1963年)、「ファニーとアレクサンデル」(1982年)など多くの映画を制作した。また、舞台演出を手がけるなど広い分野で精力的な活動を行った。
大使館では、写真家のオーヴェ・ワァリーンさんがベルイマン監督を撮影した写真11点による写真展「私とイングマール・ベルイマンとの出会い」(7月30日まで、月曜~金曜=9時~17時30分、12時30分~13時30分と土曜・日曜休館)のほか、7月28日にはマリー・ニーレード監督によるドキュメンタリー映画「ベルイマンと映画」(2003年)、「ベルイマンと演劇」(2003年)、「ベルイマンとフォール島」(2003年)の3作品を上映する。上映時間は14時~17 時。音声はスウェーデン語、英語字幕付。いずれも入場無料。
また、命日となる7月30日には「メモリアルセレモニー」として、映画「ベルイマンと映画」の上映と、俳優の宍戸開さんと女優の川上麻衣子さんが、昨年行われた「イングマール・ベルイマン追悼式典」で披露されたベルイマン監督作品からの抜粋を日本語で再現する。開催時間は16時~18時。詳細は大使館まで。
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