映画「蛇にピアス」完成報告会見-蜷川幸雄監督や金原ひとみさん出席

写真=左からARATAさん、高良健吾さん、吉高由里子さん、蜷川幸雄監督、金原ひとみさん

写真=左からARATAさん、高良健吾さん、吉高由里子さん、蜷川幸雄監督、金原ひとみさん

  • 0

  •  

 2003年に第130回芥川賞を受賞した金原ひとみさんの小説「蛇にピアス」を原作に、蜷川幸雄さんが監督を務めた映画「蛇にピアス」の完成報告会見が7 月15日、港区・赤坂の「ザ・リッツ・カールトン東京」(赤坂9)で開催され、蜷川さん、金原さんと、主演の吉高由里子さん、高良健吾さん、ARATAさんの5人が出席した。

ルイ役を演じた吉高由里子さん

[広告]

 19歳の女性ルイ(吉高さん)を中心に、蛇の舌(スプリットタン)を持つアマ(高良さん)と彫り師のシバ(ARATAさん)の3人の関係を描いた「蛇にピアス」は受賞当時、話題を呼んだ作品。入れ墨やボディピアスなど刺激的なテーマを映像化した点も見所の1つとなる。

 受賞時に小説を読み映画化をイメージしたという蜷川監督は、海外の若い映画監督の中で同小説の映画化への関心が高いこともあり、「そんなに外国の若手監督がやりたがってるなら誰が渡すもんか」(蜷川監督)と自らが映画化することを考えたといい、金原さんが蜷川さんのファンだったこともあり実現した。「演出は文学に対する第二芸術だと思っている」と語る蜷川さんは、制作にあたってせりふなど原作を大切にして映画を監督したという。

 ルイを演じる吉高さんは1988年、東京生まれ。2006年に「紀子の食卓」(園子温監督)で映画デビューし、本作が映画初主演となる。テレビや映画への豊富な出演経験を持つ高良さん、ARATAさんに加え、蜷川さんの舞台の常連となる小栗旬さんや藤原竜也さんが脇を固める。映画は9月に全国で公開予定。

ルイ役を演じた吉高由里子さん(画像)新宿ピカデリーで「カンフー・パンダ」ジャパンプレミア-いよいよこけら落とし(新宿経済新聞)巨匠フェリーニの代表作「8 1/2」、25年ぶりにスクリーンへ(シブヤ経済新聞)前橋が舞台の映画「クライマーズ・ハイ」-現場に近い上野村で追悼試写会(高崎前橋経済新聞)映画「蛇にピアス」

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース