六本木5丁目西地区で進む「六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業」の建物にラグジュアリーホテルブランド「ローズウッド」が東京初進出する。森ビル(港区)と住友不動産(新宿区)が5月15日に発表した。
両社が事業協力者として参画する再開発事業として進む同プロジェクト。区域面積は約10ヘクタール、延べ床面積は約100万平方メートルで、高さ約330メートルのタワーを整備する。主要用途は、オフィス、ホテル、住宅、商業施設、学校、文化施設、ホールなど。東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木駅」と地下道で直結する予定。
「ローズウッド東京」は、メインタワーの最上層部に開業する予定。ローズウッドは、世界25カ国で43軒のホテルを運営するホテルブランドで、東京への進出は初めてとなる。ホテルは約200室の客室に加え、複数のレストラン、宴会場、スパなどを備える。
同プロジェクトでは、約1万6000平方メートルの人工地盤上に「都心の森」を整備する予定。ホテルは同空間と「調和」し、「都心にありながら文化的刺激と静寂が共存する施設」を目指す。プロジェクト内に整備するイベントホールやカンファレンス施設とも連携し、国際会議や企業イベントなどを受け入れる機能の強化にもつなげる。
森ビル・辻慎吾社長は「ローズウッドを東京に迎えられることは大変うれしい。六本木5丁目プロジェクトは、ローズウッドホテルが長年掲げてきた東京進出の目標を実現するうえで理想的なプロジェクト。ローズウッド東京の誕生は、日本のラグジュアリー市場に新たな価値を創出するとともに、首都・東京の国際競争力のさらなる向上に寄与するものと確信している」とコメントする。
竣工は2030年度を予定する。