ワインやレモネードのボトル、ピクルスの瓶などの空き瓶を使用したリサイクルプロダクトを制作するフィンランド生まれのデザイナー、ユッカ・イソタロさん。同デザイナーのガラス作品を一堂に集めた展覧会「Eco-Luxe Design」が8月19日より、港区・西麻布の「ギャラリーMITATE」(西麻布3、TEL 03-3479-3842)で開催されている。
1962年フィンランド生まれのユッカ・イソタロさんは、交換留学生としてスウェーデンの国立芸術工芸大学に在籍中、クリスマスマーケットに「空き瓶をカットして磨きデザインした花瓶」を出品した。1997年から空き瓶を使った「リデザイン(redesign)」を本格的に開始し、これまでにフィンランド環境省や教育省などにも採用された実績を持つ。
レモネードの空き瓶の注ぎ口部分を切り、逆さにしてショットグラスに仕立てたり、ピクルスの瓶の底を切り取りボウルに仕立てたりと、既存の瓶の形状をうまく活用し、独自のプロダクトを制作する。作品は再利用できないガラス瓶を用い、手作業で研磨、作品に使用する板ガラスは切れ端を用いるなど、作業工程にも環境負荷を意識した。
会場には、グラス、ボウル、ボトル、キャンドルホルダーなど29アイテムを展示し、購入することもできる。開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。月曜定休。8月31日まで。
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