錯視を応用したオプ・アート作品-麻布でジュリアン・スタンザックさん個展

視覚に訴えかけてくるスタンザックさんの作品。

視覚に訴えかけてくるスタンザックさんの作品。

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 麻布台のギャラリー「CBコレクション六本木」(港区麻布台2、TEL 03-3584-0760)で現在、視覚効果の強い作品を制作するOP ART(オプ・アート)作家のジュリアン・スタンザックさんの個展「OP ART-Julian Stanczak」が開催されている。

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 スタンザックさんは1928年ポーランド生まれ。オプ・アートを代表する作家として、アメリカで活動を続けている。ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、スミソニアン美術館などがスタンザックさんの作品を所蔵している。

 「OP ART」は、optical art(オプティカル・アート)の略。色彩や形態を精密かつ組織的に描くことで、人間の目の錯覚を利用した錯視の芸術。同館の担当者は「スタンザックさんの作品は微妙なグラデーションの色彩と、緻密に描かれる点描や直線が見る人の視覚に強く訴える作品となっている」と話す。

 開廊時間は12時~19時。月曜・日曜・祝日休廊。入場料は一般500円ほか。9月26日まで。

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