麻布十番に昨年11月、フレンチレストラン&ワインバー「Bistaurant R.N.S.Q.(ビストラン エレネスク)」(港区麻布十番3、TEL 03-6459-4629)がオープンした。
同店は、客との会話から好みや意向を聞いたシェフがその日に仕入れた食材を使って即興で料理をこしらえる「割烹料理」のスタイルをフレンチに取り入れた。メニューの基本となる「シェフのおすすめコース」(5,300円~7,350円)の内容は日替わりで、要望に応じてポーションの調整や味付けまでフレキシブルに応える。
店舗面積は約20坪、席数18席。和の趣のある内装と食器のほか、床はブドウの葉を連想させる緑色と木目をベースとしたテーブルといす、カウンターはブドウの木を表している。店名の「ビストラン」とは「レストランクオリティーを気軽に楽しく」、「エレネスク」とは仏ブルゴーニュを南北に走る国道74号線の頭文字を意味するという。「ブルゴーニュの多くのワイナリーを訪問し、何百回と通ったこの道を自分の新しい道としてレストランの名にした」(同店オーナーの大瀧章雅さん)。
メニューは、「山口県産白バイ貝と冬野菜のほっこり蒸し」(1,500円)、「リードヴォ-とキノコのクリーム風」(1,600円)、「フランス産小鴨のロティ 赤ワインソース」(2,300円)、「イベリコ豚ロースのグリエ ディジョン風」(2,800円)、「タスマニア産仔羊のロティ 生姜とクミンの香り」(3,000円)のほか、ジビエ料理の「網取り小鴨のロティ 小鴨の軽いジュ」(半身=2,800円)、「茨城で仕留めた鳩のロティ」(半身=2,800円)などを用意。
ドリンクは、「グラスワイン」(800円~)、「グラスシャンパーニュ」(1,300円)のほか、「飲みごろ」の「ブルゴーニュワイン」(ボトル=6,000円~)は常時80種をそろえる。客単価は7,000円~1万2,000円を見込む。
営業時間は18時~24時(木曜・金曜は翌2時まで)。今月から始めたランチは月曜~土曜=11時30分~15時。日曜と祝日の月曜定休。