東京ミッドタウン・ホール(港区赤坂9)で9月16日から、大河ドラマ「龍馬伝」の題字を書いた書家・紫舟さんのアートエキシビジョン「書家紫舟の『龍馬のことば』展」が開催される。
6歳から書を始めた紫舟さんは奈良で3年間研さんを積み、2002年から書家業をスタート。大河ドラマ「龍馬伝」の題字以外にも、テレビCM、ミュージックフイルムなどにも多くの作品を提供するほか、パリコレクションでの作品展示、「日本アラブ国際会議」招待公演、「ベネチアビエンナーレ2005企画展」展示パフォーマンスなど、海外でも幅広く活躍している。
同展は、紫舟さんが「坂本龍馬の志」を書で表現したアートエキシビジョンで、高知、長崎、広島と巡回して今回の開催となった。
会場では、紫周さんが坂本龍馬の手紙から選んだ言葉などを、平面的な書をはじめ、書を立体にしたオブジェ、映像作品など、さまざまな手法で表現した作品約40点を展示。立体作品に照明を当てることで影をつくり、空間全体がインスタレーション作品になるという。
同展企画担当の竹本宣彦さんは「普通の書の個展とは一線を画すものに。会場にお越しいただき、書をいろいろな角度から見ることで文字が持つ力を感じてもらえれば」と話す。
開催時間は11時~20時30分。入場無料。今月30日まで。