ヒルズで写真のアート見本市「TOKYO PHOTO」-世界のギャラリーが一堂に

森山大道「狩人]1972年

森山大道「狩人]1972年

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 六本木ヒルズ森タワー(港区六本木6)40階のアカデミーヒルズで9月17日から、世界のアートギャラリーが集結する写真のアートイベント「TOKYO PHOTO 2010」が開催される。主催は東京フォト委員会。開催は今年で2回目。

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 同イベントは、東京、ニューヨーク、ロサンジェルス、アムステルダム、香港など35の国内外有数のギャラリーが一堂に会し、日本の作家の作品をはじめ世界の最高・最先端の作品約500点を展示・販売する見本市。

 現在、世界の写真作品市場で日本の作家は世界のコレクターから高い評価受けているという。今回は日本から、森山大道さんや蜷川実花さんをはじめ、尾黒久美さんの「Trick」(2009年)や東松照明さんの「おお!新宿」(1969年)、中村ハルコさんの「海からの贈り物 the gift from the sea」(2000年)など約40人の作品を展示する。

 会期中、雑誌「リバティーンズ」編集長の菅付雅信さんと米マグナムフォト代表のジェイムズ・ダンジガーさんによるトークショー(18日)なども予定。編集者やフォト・コレクターらが写真の魅力や見方、買い方・集め方についてトーク・セミナーを開く。

 併せて、サンディエゴ写真美術館の報道・コマーシャル・アートなどのカラー写真50点を展示する「PHOTO AMERICA II」や、クリス・スティール=パーキンスさんや福居伸宏さん、春木麻衣子さんら5人のフォトグラファーとアーティストが独自の視点から日産スカイライン クーペを撮影した特別展「TOKYO PHOTO X NISSAN SKYLINE Coupe Photo Exhibition」も開催する。

 「毎年3月にニューヨークで行われる『AIPAD』、11月にパリで開催される『PARIS PHOTO』と連動した国際的な市場を日本に誕生させることが目的」と同委員会代表の原田さん。「わくわくするような最先端のアートフォトとの出会いを楽しみながら、お気に入りの作品を見つけてほしい」と来場を呼びかける。

 開催時間は11時~20時(最終日は18時まで)。入場料は、一般=1,500円、学生=1,300円、ペア=2,500円。今月20日まで。

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