麻布十番に9月1日、イタリアンレストラン「Smart Italian CERES (セレス)」(港区麻布十番1、TEL 03-6804-3165)がオープンした。
オーナーシェフの中村孝之さんは、東京駅近くのイタリアの名門店「サバティーニ」で「フラッと勤め始めた」のがきっかけでイタリア料理に魅了され、23歳でイタリアに渡り、6年間にわたって1つ星から3つ星までのレストランで修行。その後1年スペインに渡り、世界的の食をけん引するといわれる有名店「エル・ブジ」で最先端の分子料理を学び日本に帰国。その後、中目黒「パリアッチョ」のオーナーシェフを務めた後、同店をクローズし、新境地として麻布十番に新店舗を開いた。
店舗面積は53坪。数数は、カウンター席を含めいす・テーブル席合わせて46席。白と黒を基調にした店内には、シンプルなデザインのレザーのいすを配し、落ち着いた雰囲気を演出する。
同店は、「毎日食べられる外食」をコンセプトに利用客一人ひとりの好みや量、体調に合わせて、旬の食材で料理を提供する新形態のレストラン。伝統的な正統派のイタリア料理とモダンイタリアンメニューはコース5種類(5,800円~)をそろえるほか、アラカルトも用意。
素材のうま味を最大限に引き出すため、バターと生クリームを一切使わないのが特徴。野菜は中村さんが半年かけて選んだ年間120種類以上、パスタは味や香り、食感にこだわったオリジナルの手打ちのものを約15種、オリーブオイルは7種、塩も12種類以上をそろえる。
ドリンクは、イタリア、フランスのスパークリング、白・赤ワイン約100種類(ボトル=4,800円~)のほか、ビール(700円~)、「カクテル」(800円~)、ソフトドリンク(500円~)を提供する。ランチはコース3種(2,800円~)をそろえる。
中村さんは「イタリア料理を好きな人も、初めて食べる人にも今までに食べたことない5感に訴える驚きのある料理を提供していきたい。まだ世界に知られていない日本の食材を使って、日本から新しいイタリアンを発信していきたい」と意気込む。
営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時30分~23時