東京ミッドタウン(港区赤坂9)のクリスマスイルミネーションが11月11日、点灯した。
クリスマスのテーマは「誰かが誰かのサンタクロース」。4回目を迎える今年は、約2,000平方メートルの芝生広場に約25万個の青色LEDで壮大な宇宙を表現した「スターライトガーデン」で、「星雲」の誕生を幻想的に表現する。そのほか、ミッドタウン入り口と21_21DESIGN SIGHT前にはシャンゼリゼ・イルミネーションの再現、街路樹のライトアップ、サンタとキャンドルライトで作る「サンタツリー」など、イルミネーションを中心としたさまざまな演出を街全体で実施する。
この日行われた点灯式には、映画「ゴースト もういちど抱きしめたい」に出演した女優・松嶋菜々子さんと、相手役のソン・スンホンさんが登場。2人が点灯のスイッチを押すと、静寂が訪れた銀河に流れ星が流れ落ち、きらめきを放つ流星群が出現。銀河の中心では超新星が爆発し、星雲が誕生してフィナーレという演出に、約2500人の観客から感動のどよめきが起こった。
同施設にはショッピングなどで訪れることもあるという松嶋さんは、昨年のクリスマスイブにもイルミネーションを見学したという。今回も「ストーリー性があって本当にすてき。素晴らしかった」と感想を述べた。ソンさんは「『ゴースト』の撮影で近くに滞在していたため今日は感慨深い。点灯式に参加するのは初めてだが、とてもロマンティック。これからもずっと記憶に残るでしょう」と話した。
点灯時間は17時~23時(さくら通りは23時30分まで、プラザエリアは24時まで)。12月26日まで。