六本木ヒルズ（港区六本木6）で7月23日から、入居する企業や店舗、美術館や映画館が夏休みの子どもたち向けのさまざまなプログラムを展開する「キッズワークショップ」が行われる。

　子ども向けのワークショップは六本木ヒルズ開業時の2003年から行っているが、「キッズワークショップ」として開催されるようになったのは2006年から。今回が6回目。昨年までの各店舗によるものに加え、今年からはテナント企業によるプログラムが始まり、講座は昨年の34種類から53種類に増え、その数は約200となった。

　プログラムは、六本木ヒルズ・森ビルが行う「学び体験」、入居企業や主要施設による「特別プログラム」、ショップやレストランによる「お仕事体験など」の3つに分けられる。

　「学び体験」では六本木ヒルズの普段は入れない場所を探検する「ヒミツ探検ツアー」や天体望遠鏡を使った「スカイデッキ観望会」など。「特別プログラム」ではTMI総合法律事務所による模擬裁判体験、森美術館によるアートツアーなど。「お仕事体験」ではタリーズコーヒーによるバリスタ体験、ハリウッド・メイス ガーデンスパによる美容師体験などを予定する。

　六本木ヒルズの担当者は「おすすめは、屋上庭園での里山遊びに用に普段は入れない場所に入れるプログラム。この機会でないとできない体験をぜひしてほしい」と話す。プログラム数の大幅増加については、「六本木ヒルズは、以前は30～40代の大人の街というイメージだったが、最近は子連れのお客さんも増え、昨年のワークショップも人気があった。これを機会に親子連れにもっと六本木ヒルズに遊びに来てもらえれば」とも。

　料金は、プログラムにより無料から2,000円くらいまで。申し込み方法もプログラムにより異なる。詳細は「キッズワークショップ」のサイトで確認できる。8月29日まで。